奈良公園 & 奈良国立博物館のバリアフリー情報

奈良市の中心の東側に広がる都市公園。歴史ある寺院、徘遊する鹿、花や原生林といった自然をはじめ、多くの見どころを有し国内外から観光客が訪れます。公園全体は、市街地に近く人の手が加わえられている登大路園地・浅茅ヶ原園地・荒池園地・浮雲園地といった観光エリアの奥に、若草山・花山・芳山といった山野も控える広大な面積となります。
奈良国立博物館は公園内でも市街地寄りの場所に位置し、奈良の古社寺に伝わる仏教美術が保管・展示されています。見学施設は大きく仏像館・新館の2つ建物からなり、仏像館では飛鳥〜鎌倉時代の仏像を中心とした平常展、新館では主に名品展や特別展が行われる棲み分けです。さらに仏像館は展示室より青銅器館へ連絡、新館は西新館・東新館の2つに分かれていて企画ごとに稼働する範囲が変わります。また仏像館・新館同士も地下回廊で繋がっていて、凹凸や傾斜が伴う地上路の移動は最小限に抑えられる構造となっています。