常滑競艇場のバリアフリー情報

1953年に開場した競艇場。現存する24場の中では10番目の歴史を持ち、半田市が常滑市とともに施行権を有しています。水面は止水された海水で潮の影響は受けません。バックストレッチの幅が広く、基本的にはインの逃げが効きやすいコース特性ですが、向かい風が吹きやすくスリットのバラつきが波乱要因にもなるようです。スタンドは区別されてませんが、東側が3フロア・西側が2フロアからなる一体的な構造で、席種は一般席、無料のレディース・カップル席、有料席、ロイヤル席の4種類です。バリアフリー面は押しなべて一定の水準にありますが、スタンドの東側・西側とで高低差が大きく移動に漕力を要す個所があったり、席種のグレードと設備の充実度にバランスを欠くパターンがあったり、フロアの移動にバックヤードのエレベータが使用されていたりと、建物の運用や改修の経歴が微妙な影響をもたらしているようにも見てとれます。